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防衛関連ニュース
空自と豪空軍がF35姉妹飛行隊交流 武士道ガーディアンでF35集結(2025年8月24日~29日)
2025年9月18日更新
F35Aを背に並ぶ空自と豪空軍の隊員たち。姉妹飛行隊として交流を深めた(空自提供)
航空自衛隊は8月24日から29日まで、3空団301飛行隊(三沢)のF35A戦闘機操縦者をオーストラリアに派遣し、第75飛行隊と共に豪空軍ティンダル空軍基地とウィリアムタウン空軍基地でF35部隊間の「姉妹飛行隊」交流を行った。
期間中、両部隊はF35の戦技・戦術、整備、操縦者養成に関する知見を共有。互いの運用体制や経験を学び合い、相互理解と連携を強化した。
両飛行隊の「姉妹飛行隊」締結は、2023年9月に小松基地で行われたもの。F35運用部隊間での締結は初めてで、同9月に実施された日豪共同訓練「武士道ガーディアン23」に合わせて発表された。これにより、継続的な交流を重ねながら一層の相互運用性を高めることを目指している。
今後、9月29日から10月10日まで三沢基地と周辺空域で実施予定の日米豪共同訓練「武士道ガーディアン」には、3カ国のF35Aが集結する予定だ。