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日米洋上給油訓練相互運用性を向上(2025年8月12日~15日)
2025年9月10日更新
洋上給油を行う「ステナ・インペラティブ」(左)と補給艦「おうみ」(8月15日)=米軍提供
海自の補給艦「おうみ」(1海補隊=佐世保)は8月12日から15日まで、米海軍の油槽船「ステナ・インペラティブ」と共同訓練を実施した。同船は海上で燃料を汲み上げるためにチャーターされている数少ない商業石油タンカー。
訓練は佐世保基地で開始され、両艦船の乗組員が岸壁で燃料ホースの展開・回収・再展開を演練。最終日には九州西方の洋上で並走しながら給油を実施し、海自の戦術技量と米海軍との相互運用性の向上を図った。