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関東補処 オスプレイ整備用部品 佐賀駐屯地へ初荷 9月下旬まで順次発送(2025年8月1日)

2025年9月10日更新


内山部長以下約30人が初荷を見送った(8月1日、霞ヶ浦駐屯地)

 【陸自関補処=霞ヶ浦】関東補給処(処長兼駐屯地司令・青木誠陸将)航空部は8月1日、佐賀駐屯地へ移駐した輸送航空隊に対する補給品を初出荷した。航空部長の内山信吾1佐以下約30人の隊員らが初荷を見送った。

 輸送機V22オスプレイを運用する輸送航空隊は8月中旬、それまで暫定配備されていた木更津駐屯地から佐賀駐屯地に移駐を完了した。こうしたことから、8月下旬以降に整備用部品と器材の一部を輸送航空隊が受領できるように出荷した。

 航空部は4月以降、輸送航空隊や補給統制本部(十条)との連携を図りながら出荷準備を進め、初出荷では19品目33点の補給品を発送。残りの補給品9157品目7万7035点については、9月下旬にかけて順次発送し、引き続き輸送航空隊の運用基盤の維持に貢献していく。

 補給整備を担任する内山部長は、「部隊が必要とする補給品を最後まで確実に責任をもって届けたい」と話している。

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