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防衛関連ニュース
対馬南西海域を露艦3隻北東進(2025年8月20日)
2025年9月8日更新
海自は8月20日午後9時ごろ、ロシア海軍「キロ改」級潜水艦、「ステレグシチー」級フリゲート(335)、「バクラザン」級救難えい船の計3隻が対馬(長崎県)の南西約120キロの海域を北東進するのを確認した。その後、これらは翌21日にかけて対馬海峡を通り、日本海に出た。なお、8月14日から15日にかけて同海峡を南西進したものと同一。
3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」と4空群(厚木)のP1哨戒機が警戒監視・情報収集した。
21日午前9時ごろには、「ヴィシニャ」級情報収集艦(208)が渡島大島(北海道)の南西約50キロの海域を東進するのを確認。その後、当該艦は翌22日にかけて津軽海峡を抜けて襟裳岬(北海道)南の接続水域を通り、太平洋に出た。
1ミサイル艇隊(余市)のミサイル艇「くまたか」と2空群(八戸)のP3C哨戒機が警戒監視・情報収集に当たった。