創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です
防衛関連ニュース
山林火災で空中消火 広島・島根 陸自ヘリ(2025年8月上旬)
2025年9月2日更新
自衛隊は8月上旬、広島県と島根県で山林火災が相次ぎ発生したため、ヘリによる空中消火を行った。
広島県では8月1日、岡山県境の神石高原(じんせきこうげん)町で林野火災が発生。地元消防では鎮火できなかったことから、湯崎英彦知事は2日午後1時15分、陸自13旅団長の橋爪良友将補に災害派遣を要請した。
これを受け、同日午後2時以降、陸自13飛行隊(山口県防府市)のUH1ヘリ1機をはじめ、陸自1ヘリ団(千葉県木更津市)のCH47大型ヘリ5機=写真は8月4日=、陸自航空学校(三重県伊勢市)のCH47ヘリ2機が各機体につり下げた消火バケットで近傍のダムから取水し、計約595トンを散水した。
この間、陸自中部方面航空隊(大阪府八尾市)と13飛行隊のUH1ヘリ各2機が映像伝送と空中統制を行い、消火活動を支援した。
併せて、・・・