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F2が訓練中墜落 茨城沖で搭乗員救助 百里救難隊(2025年8月7日)

2025年8月15日更新


墜落したF2戦闘機と同型機=空自提供

 防衛省は8月7日、茨城県沖で訓練中の航空自衛隊のF2戦闘機が墜落したと発表した。搭乗員1人が乗っていたが、緊急脱出し、百里救難隊のヘリコプターに救助された。命に別状はない。現在、領空侵犯措置などの任務以外のF2の飛行は見合わせている。

 空自によると、事故機は百里基地(茨城県)の第7航空団に所属しており、搭乗員は30代の1空尉。飛行時間は約1000時間で、このうちF2は約650時間。4機編隊機長の資格を持つ中堅搭乗員だ。

 当日行われていた訓練には、事故機も含め4機のF2と、百里救難隊の救難ヘリUH60J、救難捜索機U125Aの各1機の合計6機が参加していた。

 事故機は7日午前11時44分ごろに百里基地を飛び立ち、同基地から北東約150キロの洋上で墜落した。緊急脱出前に脱出を知らせる通報があったという。近くを飛行する別の機体との接触はなかった。墜落地点付近を航行する船舶への被害情報もない。

 事故当時、天候は晴れており、・・・

https://x.com/AsagumoNews52/status/1953395869815906732

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