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護衛艦「たつた」が進水(2025年7月2日)

2025年7月25日更新


進水した「たつた」(7月2日、三菱重工業長崎造船所)=海自Xより

 海自の「もがみ」型護衛艦の11番艦(2023年度計画、3900トン)の命名・進水式が7月2日、三菱重工業長崎造船所で行われ、同艦は「たつた」と命名され、進水した。今後、艤装(ぎそう)工事や性能試験を経て来年度に就役する予定だ。

 命名・進水式は佐世保地方総監の福田達也海将が執行し、中谷防衛相以下、八木浩二海幕副長や防衛装備庁装備官の今吉真一海将のほか、三菱重工業の江口雅之常務執行役員など約330人が出席。中谷大臣が命名書を読み上げ、支綱を切断すると、「たつた」はゆっくりと進水した。

 艦名は奈良県を流れる大和川の支流、竜田川に由来。

 防衛省は「もがみ」型護衛艦を12艦取得する予定で、残り1艦も三菱重工業長崎造船所が請け負っている。

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