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203教空 P3C最終教育フライト 37年間の歴史に幕(2025年6月27日)
2025年7月18日更新
最終教育フライトの終了報告を受ける岡﨑指令(左手前)=いずれも6月27日
教育フライトを終え、放水アーチの歓迎を受けるP3C
【203教空=下総】海自下総航空基地の203教育航空隊(司令・岡﨑真吾1海佐)は6月27日、哨戒機「P3C」実用機課程による学生教育飛行を終了した。1987(昭和62)年から開始されたP3Cの教育飛行は37年で幕を降ろした。
最終教育フライトを終えたP3Cは、2台の消防車による鮮やかな放水のアーチをくぐり抜け、エプロンに整列した隊員たちに出迎えられた。
出迎えを受けた機長の堀哲二3佐は「本教育フライトをもってP3C課程の全ての教育を終了します」と報告。岡﨑司令は「37年に及んで・・・