創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です
防衛関連ニュース
情報セキュリティー教育費用を助成 BSKが最大年250万円支給(2025年7月7日)
2025年7月15日更新


防衛基盤整備協会のQRコード
公益財団法人防衛基盤整備協会(BSK)は7月7日から、サイバーセキュリティー人材の育成に向けて防衛関連企業の従業員や防衛省・自衛隊の勤務者らを対象に、情報セキュリティーに関連する大学院などの学費を支援する助成制度を開始した。要件を満たした者については、必要な受講料の全額を助成し(上限あり)、返済は不要だ。
助成対象は(1)短期コース(1週間以内かつ50万円以下の教育)(2)長期コース(大学院における博士・修士課程で年額250万円まで)の2つ。今年度の募集人数は(1)が10人程度(2)が5人程度を予定する。
対象者はサプライヤーを含む防衛関連企業や防衛省・自衛隊の情報セキュリティー関連業務従事者(予定者を含む)で、学費・受講料などを自己負担する者に限る。
応募方法は所定の申請書や所属組織の推薦書、これから所属組織に採用される内定者についてはそれを証明する書類などをPDFファイルに変換し、指定されたアドレスに添付して期間内までに送付する。
選考は長期コースについては有識者からなる「情報セキュリティ人材育成助成審査委員会」で、書類審査と応募者との面談を行い、対象者を選考・決定する(短期コースは書類審査のみ)。
応募の受付は長期コースの10月入学者については今月から8月20日まで、来年の4月入学者は11月から1月末(予定)で、短期コースは随時受付ける。
応募方法の問い合わせは防衛基盤整備協会のQRコードから。