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陸自 国内初の長射程ミサイル発射訓練 「地対艦ミサイル部隊の練度維持・向上」(2025年6月19日~30日)

2025年7月9日更新


長射程ミサイル「88式地対艦ミサイル」の発射訓練を行った(6月24日、北海道新ひだか町)=陸自提供

 陸上自衛隊は6月24日、地上から洋上の艦艇に向けて発射する長射程の「地対艦ミサイル」を国内で初めて発射する訓練を行った。

 訓練は6月19日から30日まで、北海道新ひだか町の「静内対空射撃場」で実施された。担任官を北部方面総監の井土川一友陸将が務め、第1特科団(北千歳)隷下の第1地対艦ミサイル連隊(同)の約300人が参加。

 午後0時半ごろ、「88式地対艦誘導弾発射機」から誘導弾に見立てた演習弾が沖合に向けて発射された。弾はあらかじめ設定されている半径40キロの制限水域内に着弾した。

 今回、・・・

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