創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です

　防衛省は６月６日、人工知能（ＡＩ）を活用した防衛装備品の研究開発を行う際の「ガイドライン（指針）」を発表した。

　昨年７月に策定した「防衛省ＡＩ活用推進基本方針」に基づき、装備品にＡＩを搭載する際には、研究開発前から審査する。

　人や物に破壊能力を与える「高リスク」と判断されたものを「法的・政策的審査」の対象とする。

　審査は省内で行われ、国際人道法をはじめとした国際法や国内法に適合するかや、人間の関与が及ばない完全自律型致死兵器（ＬＡＷＳ）でないことなどが焦点となる。

　中谷防衛相は６月６日の記者会見で、・・・

続きを読む