創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です
防衛関連ニュース
陸自 令和7年度富士総合火力演習 新旧陸戦を融合(2025年6月8日)
2025年6月23日更新
侵攻する敵を阻止するため、90式戦車が火を噴く
ウクライナとロシアによる戦闘を意識した展示が行われ、「塹壕戦」の様子が初めて披露された(いずれも6月8日、静岡県の東富士演習場)
120ミリ迫撃砲などの従来の火砲の重要性が高まっている
従来の塹壕戦、将来の装備品も公開
「現在継続しているロシアによるウクライナ侵略において、ウクライナ軍はロシアによる大砲やロケットによる遠距離射撃に対し、塹壕を掘ることにより、人的被害を最小限にとどめています」――。(7面に関連記事)
今年の富士総合火力演習では、新領域を含む将来の戦い方と従来の陸戦の姿の融合が展示された。
「旧来の主流であった塹壕戦が見直されつつあることに伴い、・・・