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白壁兵舎広報史料館 新発田駐屯地 来場者20万人を達成(2025年4月22日)

2025年5月30日更新


郡山司令(左)と白壁兵舎イメージキャラクターの「しらかべくん」が20万人目の来場者を出迎えた(4月22日)


建設当時の景観を継承する総しっくい塗の白壁兵舎広報史料館の現況外観

 【新発田】陸自新発田駐屯地の白壁兵舎広報史料館(館長・小宮慎之助1陸尉)は4月22日、来館者数20万人を達成した。2014年5月11日の開館から約11年で成し遂げた。

 20万人目の来館者は、東京から訪れた女性。史料館入り口で駐屯地司令の郡山伸衛1佐が「おめでとうございます」と出迎え、くす玉開披で祝った後、記念品を贈呈した。

 白壁兵舎は、1874(明治7)年に陸軍東京鎮台歩兵第8番大隊分屯営の兵舎として落成した。フランス風建築様式と和風城郭様式をあわせて建設され、戦後は保安隊と自衛隊の隊舎として活用された後、新発田城址公園の隣に移築、史料館として開館し、駐屯地の歴史や郷土部隊の関連資料などを展示している。

 また、映画「八甲田山」のセットに使用されたことや、人気漫画「ゴールデンカムイ」の影響などから市民をはじめ県内外からも多くの人々が訪れ、新発田市を代表する観光スポットとなっている。

 開館時間は午前9時から午後4時まで。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始。入館料無料。

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