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最新「にほんばれ」見学 海上輸送群編成完結式に参加(2025年4月6日)

2025年5月26日更新


輸送艦「にほんばれ」の艦長席に座り双眼鏡を覗く学生(4月6日)

学生らを引率

 【兵庫地本】地本は4月6日、海自呉基地で開かれた「海上輸送群編成完結式」に募集対象者を引率した。新型の輸送艦「にほんばれ」(艦長・伊藤洋隆1海尉)の艦内も見学し、参加者の自衛隊への理解促進を図った。

 式典では中谷防衛相が「海上輸送の主役となるのは、陸上自衛官と海上自衛官で、新しい時代の統合運用の象徴となる」と訓示。

 参加した学生は「編成完結式の規律正しさと力強さに圧倒された」「訓示を間近で聞くことができて良かった」などと語った。

 また「にほんばれ」の自衛隊への引き渡しも行われ、参加者はさっそく艦内の艦橋や甲板を見学。大学で工学関係を専攻しているという学生は「機会や装置などが興味深い。自分の学んでいることと関係がありそうで、就職先として自衛隊もいいかなと思った」と話すなど、関心を深めていた。

 地本は「今後も式典や装備品を目の当たりにできる行事を活用して、募集広報に力を入れていきたい」としている。

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