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日米韓陸軍種最先任が初交流 綿引最先任「信頼強化につながった」(2025年3月5日)

2025年5月20日更新


日米韓陸軍種による最先任交流で懇談した(左から)ウィーヴァー在日米陸軍最先任、綿引陸自最先任、カン韓国陸軍主任元士、ボルマー米第8軍最先任、陸自教育訓練研究本部最先任の松永雅貴准尉(3月5日、韓国陸軍本部)=陸自提供

 日米韓陸軍種による最先任上級曹長がこのほど韓国で一堂に会し、交流を図った。3カ国の最先任による交流の場が設けられたのは初めて。

 日本側は陸自最先任上級曹長の綿引光佐准尉以下4人、米側から在韓米陸軍第8軍(京畿道平沢市)のロビン・ボルマー最先任上級曹長と在日米陸軍のジェフェリー・ウィーヴァー最先任上級曹長、開催国の韓国はカン・ミンス陸軍主任元士以下4人が出席した。

 一行は3日間の日程で、初日はキャンプハンフリーズにある在韓米軍司令部を研修し、2日目は韓国陸軍本部を訪問。

 日米韓の最先任による懇談では、主体的に考え、行動できる下士官の育成について、それぞれの考えや取り組みについて共有したほか、3カ国の最先任や下士官級の連携強化がインド太平洋地域の安全保障環境に寄与するものとの認識で一致した。

 3日目の最終日は、・・・

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