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英打撃群が日本で共同演習 戦闘機「F35B」も搭載(2025年4月22日)
2025年5月12日更新
隊員たちの家族に見守られながら出港する空母「プリンス・オブ・ウェールズ」(4月22日、英ポーツマス港)=英海軍提供
英国の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を旗艦とする空母打撃群が4月22日、インド太平洋地域に向けて英南部ポーツマス港を出航した。大西洋からインド太平洋までの12カ国を回り、共同演習を実施する。夏頃には日本にも寄港し、海自とも演習する見込み。空母には最新鋭のステルス戦闘機「F35B」が艦載されている。
インド太平洋への空母打撃群の派遣は、空母「クイーン・エリザベス」が参加した2021年に次ぐ2度目。
「プリンス・オブ・ウェールズ」には、24機のF35Bのほか、対潜ヘリコプターや無人機なども搭載されている。さらにノルウェーやカナダの艦艇も加わる見込み。
英国海軍によると、任務期間は約8カ月で、地中海からインド洋を通って東南アジアなどを回る予定。期間中は日本や豪州など12カ国に寄港し、共同演習に参加する。
齋藤海幕長は15日の記者会見で、・・・