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中国空母「山東」が発着艦70回 複数艦艇と太平洋を航行(2025年4月1日~2日)
2025年4月22日更新
中国海軍の空母「山東」(艦番号17)
海自は4月1日から2日にかけて、中国海軍の空母「山東」(艦番号17)が複数の艦艇と共に太平洋上を航行し、艦載戦闘機とヘリの発着艦を約70回行ったことを確認した。
「山東」は1日午後8時ごろ、「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(106「延安」)、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(165「湛江」)、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(571「運城」)、「フユ」級高速戦闘支援艦など計6隻で艦隊を組み、与那国島(沖縄県)の南約360キロの海域を航行。
翌2日の午後8時ごろには、同島の南約330キロの海域に移動した。この間に「山東」の艦載戦闘機が約40回、艦載ヘリが約30回発着艦を行った。
海自の護衛艦「おおなみ」(6護隊=横須賀)が警戒監視に当たった。