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防衛関連ニュース
政府 有事の「特定空港・港湾」8カ所を追加(2025年4月1日)
2025年4月18日更新
政府は4月1日、有事の際に活用する「特定空港・港湾」に北海道や沖縄などの計8空港・港湾を追加したと発表した。自衛隊や海上保安庁の部隊展開のほか、住民避難に利用できるように滑走路の延伸や、港湾の浚渫(しゅんせつ)工事などの整備を進める。
「特定空港・港湾」は新たに8カ所を加え、11空港・25港湾の計36カ所となった。北海道の函館空港、函館港、白老港、石川県の金沢港、和歌山県の南紀白浜空港、鳥取・島根両県の境港、大分県の大分空港、沖縄県の平良港の追加を決めた。
空港や港湾の整備だけでなく、自衛隊の人員や物資を輸送できるように駐屯地や基地へとつながる道路も整備する。