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ブルーインパルス 大阪万博で展示飛行 開幕日に観光名所を通過(2025年4月3日)

2025年4月11日更新


ブルーインパルス飛行ルート(予定)=空自提供

 航空自衛隊は4月3日、大阪・関西万博の開幕日の13日に4空団11飛行隊(松島)のブルーインパルスが行う展示飛行のルートを公表した。

 ブルーインパルスは午前11時40分ごろに関西空港を離陸。大阪湾沿いに北上し、大阪市の観光名所「通天閣」や大阪城、1970年万博のシンボル「太陽の塔」(吹田市)、枚方市の遊園地「ひらかたパーク」を通過する経路で編隊飛行を実施する。正午ごろからは、万博会場となる大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」上空で約15分間演技を行う。

 内倉空幕長は万博での飛行意義について「これから始まる万博の機運を一層高めることに貢献できれば」としたうえで、「多くの皆さまに最高の展示飛行をご覧いただけるよう準備には万全を期す。日ごろブルーインパルスを見ることができない方々にしっかりと空を見上げていただき、未来を担う子どもたちが大阪府の空を見上げて笑顔や希望を持ってもらえれば」と期待を寄せた。

 飛行科目は、主催者からのリクエストと万博の趣旨を考慮し、万博のテーマをイメージした展示プログラムで構成。10日の同時刻には予行が行われる。・・・

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