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防衛省 全国200カ所で入省式 750人が服務の宣誓(2025年4月1日)

2025年4月10日更新


入省式で壇上の中谷防衛相から辞令を交付される石神慎也事務官(4月1日、防衛省講堂)

 2025(令和7)年度の防衛省新規採用者750人の入省式が4月1日、本省(市ヶ谷)をはじめ、全国の各基地・駐屯地、機関など計約200カ所の会場で行われた。

 市ヶ谷では本省採用の82人が式に出席。壇上では本田太郎副大臣、金子容三、小林一大両政務官、若宮健嗣大臣補佐官、増田和夫事務次官、萬浪学官房長らが見守る中、入省者を代表して石神慎也事務官(地方協力局総務課)が、中谷防衛相から辞令を受けた後、力強く服務の宣誓を行った。

 中谷大臣は訓示で、任務遂行には国民からの「理解・納得・共感」が必要不可欠だと強調。自ら揮毫(きごう)した論語の一節「夫子(ふうし)の道は忠恕(ちゅうじょ)のみ」を掲げ、「誠実さと思いやりがあれば正しい道を歩める」ことを説いた。その上で、常に国民の目線と責任感を持って相手のことを思いやりながら業務に当たるよう要望。「仲間と助け合いながら、変化を恐れずに常に新たなことにチャレンジをしてほしい」と激励した。

 本省での式後、・・・

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