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日米豪共同訓練「コープ・ノース25」 3カ国のF35初集結(2025年2月3日~)

2025年4月8日更新


今回の訓練では初めて日米豪3カ国のF35が集結し共同飛行を行った(2月7日) =いずれも航空総隊司令部Xから


3カ国の異機種がフォーメーションを組んで大編隊飛行(2月7日)=米インド太平洋軍Xから



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E2DとKC46国外共同訓練初参加

 空自が2月3日から米グアム島のアンダーセン空軍基地と周辺空域などで行っていた日米豪共同訓練「コープ・ノース25」が21日に終了し、3月2日までに全部隊が撤収した。広大な訓練区域を活用し、部隊の戦術技量、日米共同対処能力、3カ国の相互運用性を向上させるもので、3カ国のF35戦闘機が初集結して空軍種間の防衛協力・交流を進展させた。

空自から250人派遣

 今回の訓練は、昨年5月の日米豪防衛相会談の共同声明「今後2年間で以下の演習等を含め、3カ国すべてにおける日米豪のF35戦闘機共同訓練を実施する。米国におけるコープ・ノース2025、日本における武士道ガーディアン2025、豪州におけるピッチ・ブラック2025」――を受けて、3カ国のF35が一堂に会した初めての共同訓練となった。

 空自参加部隊は3空団(三沢)のF35A戦闘機6機、警空団(同)のE2D早期警戒機1機、3輸空(美保)の・・・

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