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IMED部隊が親善訓練 オマーン、ケニア、セーシェル訪問(2025年3月)

2025年4月2日更新


オマーンの哨戒艦「ザーダフ」を見送る海自隊員(3月3日)=海自提供

 インド太平洋・中東方面に展開している海自の掃海派遣部隊「IMED25」(指揮官・天野晋介1佐=3掃海隊司令)の掃海母艦「ぶんご」と掃海艦「えたじま」は、オマーン、ケニア、セーシェルを訪問。各国の海軍とそれぞれ親善訓練を行った。

 部隊は3月1日、アラビア海に面したオマーンのドゥクム港に寄港。3日、同国海軍の哨戒艦「ザーダフ」と戦術運動や通信訓練を行った。

 13日には、アフリカのケニア・モンバサ港を訪問。同海軍の副司令官サンカレ・キスワ准将を表敬し、海上安全保障協力について話し合った。また報道陣を招いて艦艇を公開し、日本の掃海艦の装備品を紹介した。16日には同海軍の哨戒艦「シュジャー」と、モンバサ周辺で親善訓練を実施した。

 つづいて部隊は進路を東にとり、セーシェル共和国のヴィクトリア港へ。24日、同国の沿岸警備隊の巡視船「アンドロマシュ」と戦術運動などを行い、両国の相互理解の増進を図った。

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