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日米実動訓練 「ノース・ウインド25」 積雪寒冷地での技量向上(2025年1月31日~2月9日)

2025年3月27日更新


UH60ブラックホークでスリングロードを使って物資を運ばせるため、米陸軍隊員らが準備する(2月5日、真駒内駐屯地)=米軍提供


総合訓練で2夜3日の連続した状況下で、陸自隊員がアキオに物資を載せてスキー機動(2月6日、北海道大演習場)=いずれも11旅団広報班提供

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 陸自第11旅団(真駒内)隷下の18普連を基幹とする約1100人は昨年に続き、32回目の米陸軍との実動訓練「ノース・ウインド(NW)25」を、1月31日から2月9日まで北海道で行った。

 米陸軍からは第11空挺師団(アラスカ州)の約240人が参加、昨年より90人近く増員した。陸自も昨年の倍近くまで大幅に人数を増やした。

 陸幕の担当者によると、昨年の訓練では米側の大隊要員の参加が少なく、本来、作戦・火力・対空火力・衛生・通信などで構成する大隊本部機能が「発揮できなかった」が、今回は十分な態勢の下、「陸自側の各機能と連携して、必要な内容を具体化できる状態になった」と語る。

 森下陸幕長は昨年12月19日の記者会見で、・・・

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