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「自衛隊海上輸送群」が新編 輸送力強化 「南西シフト」の一環（2025年3月24日）
2025年3月27日更新
海上輸送群に配備される中型級輸送艦「ようこう」（２０２４年１１月２８日、広島県呉市の内海造船瀬戸田工場）＝防衛装備庁提供
南西諸島への人員・物資輸送を主な任務とする「自衛隊海上輸送群」が３月２４日、海自呉地区（広島県呉市）に発足した。防衛大臣直轄の陸海空の共同部隊だ。「船乗り」の技術と知識を身に付けた陸自隊員が大半を占める。海洋進出を活発化させる中国を念頭に、自衛隊が進める「南西シフト」の一環として創設された。
海上輸送群は陸上勤務から「船乗り」になった陸自隊員ら約１００人体制で発足した。輸送艦２隻を保有する。
部隊は群司令部、第１海上輸送隊、第２海上輸送隊が編成された。第１海上輸送隊所属の中型級輸送艦「ようこう」（全長１２０メートル、・・・
