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露情報収集艦が接続水域を航行(2025年3月4日)
2025年3月25日更新
海自は3月4日午前11時ごろ、ロシア海軍の「ヴィシニャ」級情報収集艦(艦番号535)が沖縄本島の南西約80キロの海域を西進するのを確認した。当該艦はその後、鳥島西の接続水域を航行し、東シナ海に出た。
なお、この情報収集艦は、2月16日から17日にかけて対馬海峡を南西進し、19日に鳥島北から沖縄本島南東の接続水域を航行したものと同一。
海自5空群(那覇)のP3Cが警戒監視を行った。
また、3月6日午後6時ごろにも、同艦が対馬(長崎県)の南西約120キロの海域を北東進するのを確認。
当該艦はその後、翌7日にかけて対馬海峡を北東に進み、日本海へ出た。
海自3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」が情報収集に当たった。