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ポーランド外相 「三笠」を訪問 ロシアへ強い意志示す(2025年2月28日)
2025年3月25日更新
記念艦「三笠」を訪問したポーランドのシコルスキ外相(前列中央)(2月28日、神奈川県横須賀市)=防衛省提供
ポーランドのシコルスキ外相は2月28日、神奈川県横須賀市の記念艦「三笠」を訪問した。同艦は日露戦争でバルチック艦隊を破った旧海軍の連合艦隊旗艦として知られている。ウクライナの隣国で、歴史的にロシアからの侵略を受けてきた同国の強い意志を示したとみられる。
シコルスキ氏は、ザレフスキ国防副大臣や若宮健嗣防衛相補佐官らと海自横須賀基地を訪れ、停泊中の護衛艦「てるづき」に乗艦した。
その後「三笠」も訪問。シコルスキ氏は艦上でX(旧ツイッター)やユーチューブに動画を配信し、日本海海戦について言及した。
シコルスキ氏は同日夕に岩屋毅外相と会談し、両外相はロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮の軍事協力を非難する今後5年間の行動計画に署名した。