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佐藤統幕学校長 高級課程が合同卒業式 「統合運用の抜本的強化を」(2025年2月28日)

2025年3月24日更新


佐藤統幕学校長(壇上右)に対し、学生長として卒業を申告する熊代威1海佐と卒業生ら(2月28日、目黒基地大講堂)=統幕学校提供

 【統幕学校=目黒】目黒基地で2月28日、同基地に所在する統合幕僚学校、陸自教育訓練研究本部、海自幹部学校、空自幹部学校による第37期「自衛隊高級課程合同卒業式」が行われた。

 式典には小林一大政務官、各幕僚長らが出席。今期の卒業生は陸海空の幹部自衛官42人と、豪州と韓国からの留学生5人の計47人で、昨年3月に各自衛隊の幹部高級課程に入校後、10月からは統幕学校の統合高級課程に入校した。

 この間、さまざまな講義や国内外の部隊研修、グループ研究などを通じて、上級の部隊指揮官や幕僚として職務を遂行する上で必要な自衛隊の統合運用などに関する知識技能を修得し、約1年間の教育を終えた。

 式典では、執行者を代表して統合幕僚学校長の佐藤網夫空将が式辞を述べ、「自衛隊における統合運用の発展の歴史は、我々の諸先輩が強い思いを持って実現してきた」と強調した上で、・・・

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