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「かが」 パシフィック・ステラ―に参加 空母交えた3カ国共同訓練は初(2025年2月10日~18日)

2025年3月18日更新


並走する手前から米空母「カール・ヴィンソン」、護衛艦「かが」、仏空母「シャルル・ド・ゴール」(2月12日)=海自提供

「かが」の格納庫で記念写真に納まる日米仏の司令官(左からフランス空母打撃群司令官ジャック・マラード少将、第4護衛隊群司令の夏井隆海将補、米海軍第1空母打撃群司令官マイケル・ウォイセ少将)=海自提供

米空母「カール・ヴィンソン」で、戦闘機の発着艦を視察する海自隊員(2月15日)=海自提供

「かが」で日本の和太鼓を体験する米ウォイセ司令官(左)と仏マラード司令官(2月12日)=海自提供

 海自は2月10日から18日まで、フィリピン東方の海空域で米仏海軍の空母打撃群と共同訓練「パシフィック・ステラー」を実施した。空母を交えた日米仏3カ国の共同訓練は今回が初。中谷防衛相は同7日の会見で「自衛隊の戦術技量を向上させるのみならず、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて各国との連携を深化をさせるものだ」と意義を強調した。
 訓練には、海自から護衛艦「かが」「あきづき」、P3C哨戒機が参加。米海軍からは空母「カール・ヴィンソン」、巡洋艦「プリンストン」、駆逐艦「スタレット」「ウィリアム・P・ローレンス」、・・・

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