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空幹候校 地上安全褒賞を受賞(2025年2月7日)
2025年3月17日更新
奈良基地本部庁舎前に掲揚されている地上安全名誉旗
「日々積み重ねた努力が結実」 安全班長の三好哲夫3佐
【奈良】空自幹候校は2月7日、25万人日の間、規定に基づく事故や交通違反を発生させなかったとして、内倉空幕長から地上安全褒賞を授与された。
同賞は連続する4カ月以上3年未満の期間において人日数(所属隊員×日数)が25万人日に達し、かつ地上事故や交通重大違反がないときにその功績をたたえて授与される。幹候校は安全教育の徹底と隊員たちの高い安全意識が実を結び、昨年11月29日に基準を達成し、空幕長からビデオ通話により褒賞状が贈られた。
受賞を受けて、同校安全班長の三好哲夫3佐は「歴代の隊員一人ひとりが高い安全意識を維持しながら、皆で日々積み重ねた努力が結実し、本褒賞を受賞することをうれしく思う。将来、部隊の安全を担う本校の学生にも、隊員が築く安全の尊さを伝えることができ、部隊で安全を築いていくものと期待している」と話している。
さらに同校では、地上安全褒賞受賞に伴い同日から、本部庁舎前で地上安全名誉旗を掲揚した。隊員の目に触れることで、隊員が安全な組織であることに誇りを持つと共に、引き続き安全を意識するための重要な役割を担っている。