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20普連 FIS女子ワールドカップ蔵王 スキージャンプ大会を支援(2025年1月17日~27日)
2025年3月11日更新
急斜面の整備を行う支援隊員たち
【神町】20普連は1月17日から27日まで、山形市蔵王ジャンプ台アリオンテック蔵王シャンツェで開催された「FIS女子スキージャンプワールドカップ2025蔵王大会」を支援した。
1989(平成元)年に開催された「第1回国際蔵王ジャンプ大会」から毎年支援しているもので、今年で35回目。平成23年度大会からは女子競技が「FISスキージャンプワールドカップ蔵王大会」と名称変更された。
支援隊長の横田直樹3尉以下37人が参加し、飛距離判定やスタート補助をはじめ、競技会場とコースの維持整備、応急救護、気象計測、斜面整備などに当たった。
17日に現地入りした支援隊は、大会役員と綿密に調整を行いながら準備を進め、急斜面での作業時には互いに声を掛け合うなど安全管理に努めた。大会期間中も含めて急変する山の天候にも対応し、献身的な支援で大会の安全と運営に寄与した。
今回初めて支援に参加した3中隊の佐藤真斗偉士長は「自分たちが整備したジャンプ台で国際大会が開催されていることで、大会に貢献できていることを実感した」と振り返った。