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高谷大地1陸尉 パリ五輪レスリング銀メダル 「レスリング業界に恩返しがしたい」(2025年2月6日)
2025年3月10日更新
ユニホームに着替え、レスリング道場でインタビューに答える高谷1尉(2月6日、練馬区大泉学園町の自衛隊体育学校)
「正直、もっとメディアに出れるかなと思ったんですけど…」――。
昨夏のパリ五輪、男子レスリングのフリースタイル74キロ級で、体育学校の高谷大地1陸尉(30)が銀メダルに輝いた。同階級では1996(平成8)年のアトランタ五輪以来、28年ぶりの快挙だ。
パリ五輪で、レスリングは日本史上最多の金メダル8個を含む計11個のメダルを獲得した。「日本のお家芸」と呼ばれるレスリングだが、まだまだ世間的な認知度は高くないと高谷1尉は語る。
「僕はお世話になっているレスリング業界に恩返しがしたい」
アスリートなら誰もが欲しい五輪のメダルを手にした今、高谷1尉にこれまでの歩みや今後のこと、そしてレスリングに対する思いについて聞いてみた。(寉見陽平)・・・