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防衛関連ニュース
令和6年度 統合防空ミサイル防衛実弾射撃訓練 ペトリオット全弾成功(2025年9月4日~12月5日)
2025年3月6日更新
PAC3の実弾射撃。期間中、6発の実弾を発射し全弾命中した(いずれも空幕提供)
陸空協同、日米共同での実射も行い、部隊の任務遂行能力を向上させた
視察に訪れた航空総隊司令官の鈴木康彦空将(当時=前列左から5人目)と空自隊員たち
PAC3発射機のリロード(再装填)の様子
器材展開のため、給油にあたる隊員たち
日米の指揮官のほか、米軍の交換幹部としてオランダ空軍のピーター・ゲルツ少佐(右端)が参加した
日米共同射撃訓練時にはギフト交換を行い、交流を深めた
統幕防衛計画部長の南川信隆陸将補は1月28日(現地時間)、米ハワイで開かれた第2回「日米豪比幕僚協議」に出席し、4カ国の連携強化を確認した。
参加したのは、米インド太平洋軍J5(戦略計画・政策)部長のジェイ・バージェロン海兵隊少将、豪統合作戦本部J5部長のデイビッド・ランドン海軍准将、フィリピン国軍司令部J5部長のロメル・コルドバ陸軍少将で、4氏は中国を念頭に、東・南シナ海における力による一方的な現状変更の試みや、台湾海峡の平和と安定など、インド太平洋地域における安全保障上の課題を巡って議論を交わした。
また、日米豪比に加え、カナダやニュージーランドも参加実績のあるインド太平洋地域における「海上協同活動(MCA)」についても話し合い、今後も長期的に継続していくほか、他の同志国の参加も推進していくことで一致した。
日米豪比の防衛協力は、・・・