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日米首脳会談 「同盟の新たな黄金時代を」 第2次トランプ政権発足後初(2025年2月7日)
2025年2月13日更新
日米首脳会談 「同盟の新たな黄金時代を」 第2次トランプ政権発足後初
石破首相は2月7日(日本時間8日)、ワシントンのホワイトハウスで、初めてトランプ大統領と首脳会談を行った。会談でトランプ大統領は、米の核を含むあらゆる能力で日本を防衛することを強調したほか、両首脳はバイデン前政権から続く日米豪印(クアッド)、日米韓、日米豪、日米比を含んだ同志国間の連携をさらに強化していくことを確認。共同声明には「自由で開かれたインド太平洋を堅持し、日米同盟の新たな黄金時代を追求する決意を確認した」と明記した。
同志国間の連携を強化
「米国は日本の安全保障に完全にコミットしている。友好国、同盟国の防衛のため、米国の100パーセントの抑止力を提供する。これから首相と私は平和と安全を維持するため緊密に協力していく。インド太平洋全域で『力による平和』を進める」――。
トランプ大統領にとって、外国の首脳との会談はイスラエルのネタニヤフ首相に続き2人目となった石破首相。
トランプ大統領から、日米安全保障条約第5条の沖縄・尖閣諸島への適用のほか、米の核を含むあらゆる能力で日本を守る「拡大抑止」の強化についても直接確認した。
また、両首脳はインド太平洋地域における日米同盟が「地域の平和、・・・