創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です
防衛関連ニュース
宮古島東海域で中国艦3隻確認(2024年12月22日)
2025年1月27日更新
海自は12月22日午前6時ごろ、宮古島(沖縄県)の東約100キロの海域を北進する中国海軍「ジャンカイⅡ」級フリゲート2隻(艦番号516、534「資陽」)と、「ジャンカイⅠ」級フリゲート(525「馬鞍山」)の3隻を確認した。これらは宮古海峡を北西に進み、東シナ海へ入った。
1海補隊の補給艦「とわだ」(呉)、5空群(那覇)のP3C哨戒機が情報収集を行った。
続いて同23日午後6時ごろには、「ドンディアオ」級情報収集艦(798)が宮古島の北東約120キロの海域を北進するのを確認。当該艦艇はその後、宮古海峡を北西進し、東シナ海へ向け航行した。なお、この情報収集艦は8日に宮古海峡を南東進したものと同一。
海自46掃隊(沖縄)の掃海艇「ししじま」と5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視に当たった。
さらに1月2日午後10時ごろ、海自は宮古島の北東約110キロの海域を南進する「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(134「紹興」)と「ソブレメンヌイ」級ミサイル駆逐艦(136「杭州」)を確認した。これら2隻はその後、宮古海峡を通過し太平洋へ出た。
46掃隊(沖縄)の掃海艇「くろしま」、1空群(鹿屋)のP1、5空群(那覇)のP3C哨戒機が情報収集を行った。