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第63回全自衛隊合気道演武大会を開催 輪島、横須賀、防大支部が優秀支部に(2024年12月7日)

2025年1月27日更新


合気道本部の植芝充央道場長による総合演武(12月7日、防衛省の厚生棟体育館)=防衛省合気道連合会提供


西四段(当時三段)による大会会長演武(いずれも12月7日、防衛省厚生棟体育館)=いずれも防衛省合気道連合会提供


統制演武を見せる防大支部の学生


輪島支部の井田四段(左)が演武


演武する横須賀支部の天野四段(右)


大町六段(中央)による大会実行委員長演武

 昨年12月7日に防衛省内で実施された「第63回全自衛隊合気道演武大会」で、合気道の創始者・植芝盛平(もりへい)翁から数えて3代目の植芝守央(もりてる)合気道道主(合気道の正式系譜者)の名代(みょうだい)として、息子で合気道本部道場長の植芝充央(みつてる)氏が、精緻で華麗な演武を見せると、会場の目は道場長に釘付けとなった。

全国の基地・駐屯地の部員200人超が参加

 「第63回全自衛隊合気道演武大会」が昨年12月7日、防衛省内の厚生棟体育館で行われた。合気道本部道場長の植芝充央(みつてる)氏のほか、全国の自衛隊基地・駐屯地の合気道部員200人超が参加した。優秀支部には輪島、横須賀、防大の3支部が選ばれた。(寉見陽平)

 当日は、午前中に本部道場指導部師範の藤巻宏氏による稽古指導が行われ、約150人が稽古に参加し、藤巻師範は基本技を中心に指導した。

 藤巻師範が繰り出す技の前に、参加した隊員らも、師範の一挙手一投足まで真剣に見つめ、技を学んだ。

 午後は冒頭、防衛省合気道連合会会長で大会会長の西正典氏(元防衛大臣政策参与)があいさつ。

 「世界の政治情勢が変化する忙しい中、・・・

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