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防衛関連ニュース
政府 インフラ整備に道路追加 自衛隊車両の移動円滑化(12月20日)
2025年1月21日更新
政府、公共インフラ整備に「道路」も、自衛隊車両の移動円滑化へ
政府は総合的な防衛体制強化のための公共インフラ整備について、これまで対象としてきた空港、港湾に加え、「道路」を新たに指定することを決めた。自衛隊の大型車両を駐屯地などから空港や港湾に円滑に展開させることが狙い。
政府は昨年12月20日の持ち回りの閣議で、公共インフラ整備の対象に「道路」を追加した。自衛隊の大型車両が駐屯地などと「特定利用空港・港湾」とのアクセス向上に向けて、2025年度から国の予算で道路の整備や拡張などを実施する見込み。
こうしたことを踏まえ、年度末までに「運用・調整方針」を更新する。
政府は今後、自治体などとも協議して指定する道路の選定を進める方針。
政府は自衛隊や海上保安庁が有事に備え、住民避難や部隊投入などの訓練で活用できるよう公共インフラを整備・拡充する取り組みを進めており、・・・