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FFM10番艦「ながら」が進水(2024年12月19日)

2025年1月20日更新

 海自の令和4年度計画護衛艦(3900トン、FFM「もがみ」型)の命名・進水式が12月19日、三菱重工業長崎造船所(長崎市)で行われ、中谷防衛相によって「ながら(長良)」と命名され、進水した。

 式は佐世保地方総監の俵千城海将の執行で行われ、齋藤海幕長など防衛省や三菱重工業の関係者ら約330人が参列した。若宮防衛大臣補佐官が命名書を読み上げ、支綱を切断すると「ながら」は進水した。

 「ながら」は、従来の対潜・対水上・対空の各装備に加え、掃海艦が担う対機雷戦能力を併せ持つ「もがみ」型FFMの10番艦。多様な任務への活用が可能になり、艦体のコンパクト化や省人化を実現した。

 艦名の「ながら」は、中部地方を流れる長良川に由来する。艦番号は「10」で、令和7年度に就役する予定だ。

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