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海底で人骨発見 「うくしま」沈没 古賀3曹と確認(2024年12月27日)

2025年1月16日更新

 海幕は昨年12月27日、掃海艇「うくしま」のサルベージ作業で発見した人骨が、行方不明だった古賀辰徳3曹と確認されたと発表した。

 「うくしま」は11月10日、大島沖(福岡県)を航行中に火災が発生し翌11日に沈没。当直で初期消火に当たっていた古賀3曹が行方不明となっていた。

 サルベージ会社の「オフショアエンジニアリング」(東京都港区)が、船体の周辺に沈下している物品の捜索を開始し、12月25日に人骨のようなものを発見。DNA鑑定の結果、古賀3曹のものであることが判明した。海幕は「今後は気象条件が整い次第、船体の引き揚げが実施できるよう調整を行っていく」としている。

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