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大人気!! 石垣駐屯地「フラダンス同好会」(2024年11月2日)
2025年1月10日更新
市最大の祭り「石垣島まつり」で「ウルパラクア」を披露する同好会。前列左から2人目の須永拓也3曹はフラダンスが趣味の妻の影響で入会を決めた(11月2日、石垣市の新栄公園)=いずれも石垣駐屯地提供
フラフェスで地元「メケアロハプメハナ」のメンバー(右側)と記念撮影。チームを牽引する玉城貢2曹(前列左端)と飯干1尉(同左から3人目)、その右は谷口2佐(10月13日、石垣市の南ぬ浜人工ビーチ)
石垣駐屯地(司令兼八重山警備隊長・中村康男1佐)では昨夏、隊員有志によって「フラダンス同好会」が結成された。石垣島では石垣市とハワイのカウアイ島が姉妹都市として60年以上も交流を行ってきたこともあり、地元で人気の高いフラダンスは、地域のさまざまな行事で披露されている。駐屯地司令職務室長補佐の飯干伸一1尉は「地元で人気のフラダンスイベントに参加することで、イベントの円滑な実施に貢献できると共に、それらを通じて自衛隊、石垣駐屯地への理解促進にもつながっている」と話す。(寉見陽平)
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石垣島は年中温暖な気候に恵まれ、海がきれいなことからハワイに似ていると言われる。石垣島とホノルルの緯度はほぼ同じで、北回帰線付近に位置している。そのため、石垣島のフラダンス人口は年々増加傾向にあり、現在確認できるだけでも子供からお年寄りまで200人を超えているという。
毎年10月頃には「石垣島フラフェスティバル」が開催され、昨年は地元石垣市の2チームを含む、全国各地から全19チーム約300人が参加。各チームは青い海と空をバックに、ハワイアンフラから沖縄の踊りを加えてアレンジしたものまで、多彩なフラを繰り広げた。
昨年9月に結成された「石垣駐屯地フラダンス同好会」も、同10月のフェスに初出場し、公の場でのデビューを飾った。
当日は、・・・