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次期戦闘機 日英伊のJV設立合意 3カ国が均等出資(2024年12月13日)
2024年12月25日更新
日本と英国、イタリアの3カ国で共同開発中の次期戦闘機について、日本航空機産業振興(JAIEC、東京・新宿)などの参画企業3社が12月13日、機体の製造などを担う共同企業体(JV)設立で合意したと発表した。同月10日には共同開発のための国際機関「GIGO(ジャイゴ)」が立ち上がり、開発計画が本格的に動き出す。
JVにはJAIECと英BAEシステムズ、伊レオナルドが33・3パーセントずつ出資する。
JAIECは、三菱重工業と日本航空宇宙工業会が今年7月、共同出資で立ち上げた。
JVは、開発や輸出を管理するため3カ国の政府が設置した「GIGO」との契約を一元的に担う。JVの本部は英国に置くほか、初代トップはイタリア人が務める。