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第64回全自衛隊ラグビー大会 船岡前人未踏の20連覇!!(2024年12月4日)

2024年12月24日更新


後半36分に途中出場した20番のFL黒田陸士長によるトライが決まる(いずれも12月4日、東京都港区の秩父宮ラグビー場)


今年から習志野チームによる統制された大応援団が会場を盛り上げた


20連覇を達成して記念撮影する船岡の「WILD BOARS(ワイルドボアーズ)」


後半早々に試合の均衡を破るトライを決める21番のWTB山村3曹


Bブロックで優勝した「国分・北熊本駐屯地チーム」

 今年も冬の風物詩「第64回全自衛隊ラグビー大会」が11月25日から開催された。今回はAブロックを大会常連の船岡と習志野の2チームに限定、B、Cブロッを含めた計3ブロックで優勝が争われた。中でもAブロックの船岡は大会20連覇がかかった大事な試合で勝利を手にした。【船木正尋、伊藤和樹、寉見陽平】

 A、Bブロックの決勝は12月4日、東京・港区の秩父宮ラグビー場で行われた。両試合とも白熱した試合が展開された。

Aブロック決勝 船岡VS習志野

 試合は序盤から異様な雰囲気に包まれた。今年は習志野駐屯地から30人ほどの大応援団が鳴り物と共に組織的な応援でチームを後押しする。

 船岡は圧倒的なアウェイの状況の中でプレイを強いられるも冷静だった。

 習志野の果敢なタックルを前に苦しめられながらも、22分に2番のHO永沢優和3曹がトライを決め、わずか3分後にも9番のSH上沼智宏3曹が続いた。

 リードを広げるも31分、船岡のペナルティからPGを選択した習志野は、10番のCTB垂水鉄平3曹が手堅く決め、一矢報いる。

 しかし、船岡は流れを渡さない。36分、13番のCTB倉元颯士士長がトライを決めるなど、前半は22対3で折り返した。

 後半も流れは船岡ペースのまま、・・・

 

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