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防衛関連ニュース
陸自 多国間訓練「JPMRC25」に初参加 無人機等の脅威に対抗(2024年9月30日~10月21日)
2024年12月23日更新
5・56ミリ機関銃MINIMIを持つ陸自隊員(左)と米陸軍隊員(右)が日米共同で反撃(10月15日、いずれも米ハワイ州)=いずれも5旅団提供
110ミリ個人携帯対戦車弾LAMを持つ5旅団隊員(左)と米陸軍の隊員が共同で反撃に転ずる(10月15日)
敵と鉢合わせた時に、後退する要領を米海兵隊と確認する5旅団隊員(中央)。20式5・56ミリ小銃を持ち、敵を威嚇する(10月12日)
マレーシア軍との部隊間交流で6即機連の96式装輪装甲車に体験搭乗するマレーシア軍の隊員(10月4日)
負傷した隊員を安全な場所まで退避させる第一線救護訓練を日米合同で訓練(10月2日)
総合訓練で、負傷した隊員を処置する日米の衛生隊員(10月15日)
通訳を担当した5旅団5施設隊1中隊渡河器材小隊長の附田梨杏2尉(左から2人目)とマレーシアの通訳要員が活躍した(10月4日)
5旅団長の岸良将補(左)が現地に赴き、米陸軍第25歩兵師団長を表敬、記念品を交換した(10月11日)
シンガポールとの下士官交流で、両国の隊員がワッペンを交換(9月30日)
【5旅団・6即機連】第5旅団(帯広、旅団長・岸良知樹将補)は9月30日から10月21日まで、米ハワイ州オアフ島のイーストレンジ演習場やスコフィールドバラックス基地などで行われた米太平洋陸軍主催の多国間訓練「ジョイント・パシフィック・マルチナショナル・レディネス・センター25(JPMRC25)」に陸自として初めて参加した。
電磁波領域の環境下で
5旅団隷下の第6即応機動連隊(美幌、連隊長・中津健士1佐)や最新鋭の電子戦システム「ネットワーク電子戦システム(NEWS)」を装備する第302電子戦中隊などが、電磁波領域を含んだ米太平洋陸軍の作戦区域を模した環境で、インド太平洋地域の同志国と共に対抗訓練を行った。
陸自のほか、オーストラリア、インドネシア、ニュージーランド、モルディブ、マレーシア、シンガポール、タイ、英が参加。
訓練は米軍と同志国による共同部隊が、・・・