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宮古島の北東を中国艦が南東進(2024年11月27日・28日)

2024年12月17日更新

 海自は11月27日午前4時ごろ、宮古島(沖縄県)の北東約120キロの海域を南東進する中国海軍「ルーヤンⅡ」級ミサイル駆逐艦(艦番号153「西安」)を確認した。その後、当該艦艇は沖縄本島と宮古島との間を南東に抜け、太平洋へ出た。

 1海補隊の補給艦「おうみ」(佐世保)、5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視に当たった。

 また、翌28日午前3時ごろには、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(542「棗荘」)が対馬(長崎県)の南西約70キロの海域を北東に航行、その後、対馬海峡を通過し、日本海へ入ったのを確認した。海自の1空群(鹿屋)のP1哨戒機が情報収集を行った。

 さらに、同日午後1時ごろ、海自は久米島(沖縄県)の南西約80キロを南西に進む「ジャンカイⅡ」級フリゲート(548「益陽」)を確認。当該艦艇は沖縄本島と宮古島との間を抜け太平洋へ出た。5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視に当たった。

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