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F35B運用試験完了 「かが」で移動要領確認(2024年11月21日)

2024年12月5日更新


「かが」の飛行甲板で米軍人(機体真横)によるF35Bへの燃料補給を支援する空自隊員と海自隊員(オレンジジャケット着用)たち。連携して艦上運用試験を行った

 内倉空幕長は11月21日、米・サンディエゴ沖で10月5日から11月6日まで行われていた護衛艦「かが」におけるF35B戦闘機の艦上運用試験が完了したことを報告した。

 「かが」は今年3月29日に、F35Bの運用に必要となる1回目の改修工事を終了。「かが」には空自隊員約20人が乗艦し、米海軍と海兵隊の支援を受けて艦上運用試験を実施した。

 運用試験では、F35Bの短距離発艦と垂直着艦などをはじめ、甲板上や格納庫での移動要領について確認すると共に、米軍人らとの意見交換を通じて艦上運用体制を構築するための資を得た。

 10月20日には米海軍のF35Bが「かが」に初めての着艦を成功させ、甲板の耐熱化に問題ないことを確認した。

 空幕長は艦上での運用について、・・・

 

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