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豪主導の多国間不発弾処理事業 陸自3人を初派遣(2024年9月10日~13日)

2024年12月4日更新


豪主導の不発弾処理事業に初めて参加し、実際に不発弾の処理作業を見学する陸自隊員(前列左から2、3人目)=9月11日、ソロモン諸島ムンダ(陸自提供)

 陸自は9月10日から13日まで、オーストラリアが主導して太平洋島嶼国のソロモン諸島で実施された多国間不発弾処理事業「オペレーションレンダーセーフ」に、初めて陸自隊員3人をオブザーバーとして派遣した。

 3人はそれぞれ中央即応連隊爆発物処理隊、衛生学校、東北方面衛生隊野戦病院隊の所属で、今回はオブザーバー参加のため、実際に不発弾処理の作業はせず、ソロモン国家警察EODチームと専門家交流を行った。

 「オペレーションレンダーセーフ」は豪を主体に、英、ニュージーランド、カナダと太平洋島嶼国などが参加する恒久的な不発弾処理事業の枠組み。

 第2次大戦での日米両軍による不発弾を処理し、・・・

 

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