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危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024 空自ブース大盛況(2024年10月9日~11日)

2024年12月3日更新


「昨年よりブースを訪れる企業関係者が増えた」と語る、空幕募集・援護課長の杉谷1佐(右から2人目)。自らも対応に当たった(いずれも10月11日、東京ビッグサイト)


退職自衛官のPRだけでなく、若い人にも積極的に空自をアピール


「頼れる危機管理人材」として、退職自衛官の活用を前面に押し出した空自のブース


ブルーインパルスの飛行訓練をVRで体験=空自提供


会場では、ヘルメット、酸素マスク、ハーネス、制帽などを体験装着できるコーナーも=空自提供


陸自のブースでは、中央特殊武器防護隊の除染車や火災防護衣、偵察用バイクなどが展示された


統幕は能登半島地震の災害派遣活動を写真パネルや映像を使って広報

 空幕募集・援護課は10月9から11日まで、東京ビッグサイトで行われた「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024」で6年連続、専用ブースを出した。今年は昨年を超える企業関係者がブースに詰めかけ大盛況で、昨年と同様に「危機管理に強い空自の人財(人材)」をアピールした。(寉見陽平)

「危機管理能力」だけではない

 今年のブースは空自のイメージカラーである青と白を基調に、昨年から取り入れた「デジタルサイネージ」を採用。

 「航空自衛隊」の看板の下にはF35A戦闘機が投影され、立体的な演出につい足を止める企業関係者や若い人たちの姿が目立った。

 ブース外ではブルーインパルスの飛行訓練を360度VRゴーグルで疑似体験できるイベントも実施。

 「退職自衛官の活用」という広報と共に、現在、政府全体で対応している「自衛官の厳しい募集環境」を踏まえ、若者向けに募集パンフレットの配布も行った。

 昨年もRISCONに参加した空幕募集・援護課長の杉谷康征1佐は、特に今年、空自の人財としてアピールしたい点について、・・・

 

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