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森下陸幕長 フリン大将退任で感謝状 最も対面したカウンターパート(2024年11月5日~7日)
2024年12月3日更新
退任するフリン大将(右)の労をねぎらうために駆けつけた森下陸幕長(11月6日、米ハワイ州のフォートシャフタ―)=陸自提供
森下陸幕長は11月5日から7日まで(日本時間)、米ハワイを訪れ、退任する米太平洋陸軍司令官のチャールズ・フリン大将と後任となるロナルド・クラーク大将と懇談したほか、米太平洋海兵隊のジェームズ・グリン中将とも対面による意見交換を行った。
陸自によると、当初は米太平洋陸軍司令官の交代式に招待されていたが、当日は観閲式に当たったため、交代式前に訪問したという。
森下陸幕長にとって各国の陸軍種トップの中で、フリン大将が最も対面による懇談を行ったカウンターパートの一人で、これまで14回の懇談を行ってきた。
6日、両者はハワイ州のフォートシャフタ―で日米陸軍種トップ間としては最後の懇談を実施。
森下陸幕長は「これまで日米間の陸軍種ネットワークの構築を図ってきたことで、日米陸軍種間の関係はかつてないほど進展した」と語り、・・・