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防衛関連ニュース
消防・警察と連携し演練 浜松基地総合防災訓練実施(2024年11月)
2024年11月29日更新
人命救助のため、倒壊した家屋の中にストレッチャーを運び込む隊員たち (浜松基地)
浜松基地はこのほど、浜松中央警察署、浜松市消防局と合同で「令和6年度浜松基地総合防災訓練」を行った。隊員個々と組織的な活動能力を向上させるため、30年以上前から毎年実施している。
1空団司令の鈴木大将補以下、基地隊員48人をはじめ、消防士28人、警察官18人が参加し、倒壊した家屋や土砂からの被災者救出、野外炊飯を実施した。
救出訓練では、呼びかけと共に、機械の操作を止めて静音下で要救助者の反応を探る「サイレント・レスキュー」で要救助者の位置を推定後、捜査カメラのスコープを土砂や倒壊家屋の隙間から入れて発見。
チェーンソーを用いて搬出経路を確保し、・・・