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PAC3の機動展開訓練を実施(2024年11月20日)

2024年11月28日更新


PAC3を展開する23高射隊(11月20日、多賀城駐屯地)

 空自北部高射群23高射隊(八雲)は11月20日、陸自多賀城駐屯地内で地対空誘導弾PAC3の機動展開訓練を実施した。

 「統合防空ミサイル防衛」における空自の任務遂行能力の向上を図ると共に、国民の安全、安心感の醸成に寄与するのが目的で、23高射隊(隊長・寺沢仁志3佐)22人が参加した。

 訓練ではPAC2、PAC3、PAC3MSEの訓練弾を使用。発射機やレーダー装置を展開し、作動確認、迎撃態勢をとるまでの一連の手順を演練した。

 訓練指揮官の寺沢3佐は「私たちが弾道ミサイルを迎撃しないと、国民の生命・財産・安全・平和を守れない。必ず撃ち落とす決意で日頃の訓練に臨んでいる」と語った。

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