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日米韓戦闘機が共同訓練 3カ国連携で抑止力強化(2024年11月3日)

2024年11月25日更新


戦術訓練を行う米空軍のB1爆撃機(中央)とF16戦闘機(後方)、空自のF2戦闘機(右側)、韓国空軍のF15K戦闘機(11月3日、九州北西の空域)=統幕提供

 北朝鮮がICBM級の弾道ミサイルを発射した10月31日、自衛隊と米軍の戦闘機が日本海上空で共同訓練を行った。統幕が同日発表した。空自3空団(三沢)のF35戦闘機4機と7空団(百里)のF2戦闘機4機、米空軍のF16戦闘機4機の計12機が各種戦術訓練を実施した。

 統幕は「あらゆる事態に対処する日米の強い意思と、自衛隊と米軍の即応態勢を確認すると共に、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化した」としている。

 11月3日には日米韓3カ国の戦闘機などが九州北西空域で共同訓練を行った。空自8空団(築城)のF2戦闘機4機、米空軍のF16戦闘機3機とB1爆撃機1機、韓国空軍のF15K戦闘機4機の計12機が各種戦術訓練を実施した。

 統幕は「安全保障環境が一層厳しさを増す中、地域の安全保障上の課題に対応するため、3カ国の協力を力強く推進するもので、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くという日米韓3カ国のコミットメントを示すものだ」とのコメントを発表した。

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